大会
のレポートを以下に記します。
● 稲田卓也選手
1回戦はシードなので、2回戦から出場の稲田選手は、中部本部の伊藤選手を相手に順調な滑り出し。
距離と消極性に若干の不安は感じるものの、文句ない試合運びで3回戦へ。
3回戦は、成田支部の巨漢、キーナン・マイク選手。
ここ1〜2年の成長は著しく、過去の対戦成績は当てにならない。
稲田選手も警戒してか、距離はキーナン選手の間合いのまま。
その上、キーナン選手のタックルを切って四つん這いにしたところを蹴ってしまい、反則まで取られて万事休す・・・・かと思いきや、なんとか引き分けて延長戦へ。
反則を取られているため、ポイントを取らなければ自動的に敗退決定。
しかしここで、ようやく稲田選手にエンジンがかかり、連打で効果を奪取。
ベスト8に進出した。
準々決勝の相手は、関東地区でも対戦した、フリーの久松選手。
プロ経験もあり、柔道を長くやっているので組み技も強い。
しかし稲田選手は腰の重さで組み技に対抗しつつ、打撃でこつこつポイントを重ね、また久松選手の金的の反則もあって、延長の末、稲田選手の判定勝利。
準決勝に駒を進めた。
しかし順調だった試合運びもここまで。
キーナン戦で『 負けられない 』という強い意識からか、精神的に極度に消耗しており、それでも他流派を上にあげないために久松戦を戦ったものの、この勝利で完全に緊張の糸が切れてしまった・・・。
準決勝の相手は巨漢選手の吉澤(八王子)。
1発の重さに定評のある相手に対し、気持ちが切れかけた状態では・・・という不安は的中。
最後はイヤ倒れのような形で、主審に試合を止められてしまったい、藤松選手との対戦は、また実現しなかった・・・。
しかし、今回の大会は戦術的には問題なかったので、来年は今の稽古を継続しながら(量的に、ではなく質的に)、モチベーションアップを狙った心理面の強化が課題となるだろう。
●野田洋正選手
関東地区予選で行徳の藤松選手を相手に良いところなく負けてしまい、本戦出場はないかと思われたが、補欠として急遽出場決定。
ここはいいところを見せて、次につなげたいところだが、相手はベテラン田村(総本部)。
全日本での入賞経験もあり、ある意味野田選手の不得意とする腰の重い乱打戦大好きタイプ・・・。
ところがここで野田選手は一気にブレイクスルー。
離れては遠距離からの打撃が的確にヒットし、組んでも簡単に投げさせず肘、膝、アッパーを決めて、本戦こそ引き分けだったものの旗の本数は野田選手の方が多く、延長戦は5−0で文句なしの判定勝ち。
大番狂わせで2回戦に駒を進めた。
2回戦もベテラン、石田選手(私と入門同期ですから長いですねぇ・・・)。
しかも、1回戦と同じく腰の重い乱打タイプ。
その上、野田選手は1回戦で、どの局面でかは分からなかったが膝を負傷、得意の蹴りが出せない状態で試合開始。
案に相違して、石田選手は(緒戦だからか)積極的には前に出てこなかったが、ベテランの強みで冷静に試合の流れを読み、マウントで効果を奪取、最後は後ろ蹴りの効果でだめを押され、野田選手は2回戦で敗退。
しかし、収穫は大きかった。
全日本において、田村選手との試合ほど野田選手がノビノビと試合するのは初めて見た。
自分の距離、自分のやりたいことを、相手の反応に合わせて自由自在に完遂する、という素晴らしい体験を出来たと思う。
来年はこれをいつでも出来るようにすることが課題かと思う。
●岡裕美選手
女性は4名の総当たり戦からスタート。
1試合目の坂原選手は打撃、投げとも定評のある好選手。
しかも、久し振りの試合出場のためデータがない・・・。
緒戦が出たとこ勝負になってしまったので少し心配していたが、案の定不安が的中。
1試合目で動きの硬い岡選手に対し、坂原選手は積極的に前に出てくる。
的確さでは岡が勝るものの、勢いをポイントに換算すると油断は出来ない。
本戦は引き分け、延長も3−2で辛くも勝利、何とか次の試合につなげられた。
2試合目は日立の結城選手。
何でこの選手が今まで無名だったの??というくらいアグレッシブで良い選手。
岡選手としてはその勢いを潰して先に進まなければならない。
このあたりから相手がよく見えてきたのか岡選手の動きもほぐれ、右を中心に打撃が的確に決まり始め、岡選手の判定勝利。
3試合目は日進の神山選手。
春に苦杯を舐めさせられただけに絶対負けられない試合。
序盤お見合いが少し見られたが、徐々に神山選手の飛び込みざまのパンチやコンビネーション最後の蹴りの引きに合わせて岡選手の打撃がヒットし始め、終わってみれば5−0の判定勝ち。
不用意な攻撃でカウンターを合わせられないように集中力を発揮した岡選手が、危なげなく決勝に進出した。
決勝は名張の森本選手。
空道歴は少年部から、と長いが、それ以上に空道のためにと始めた柔道でメキメキ実力をつけ、柔道においても将来を嘱望される好選手。
本戦は相手に投げさせず打撃を何度も的確に当てた岡選手に分があったが、延長戦で投げられて下になったのがポイントになったのか、残念ながら判定負けとなってしまった。
打撃戦は完全に岡選手が有利に進めており、投げからの寝技も(下になったのだから勝っていたとは言わないまでも)上から全く何もさせなかったように見えたので、釈然としない結果であった。
しかし裏を返せば、打撃できっちり優勢ポイントを取れれば問題なく勝てたわけで、ここを反省点としたい。
非常に短期間で距離感、悪い癖を修正できたので、岡選手のポテンシャルは今なお底が見えない。
今後は打撃で確実にポイントを取れるよう、パンチ、蹴りの精度と共に威力を増すことを念頭に稽古に励んでもらいたい。

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07年全日本無差別入賞者
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横浜北支部全員で♪
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横浜北の入賞者2人
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