第20回八王子支部空道選手権大会
2008年11月24日(月・祝) [文責:青木伊之]
| 平成20年11月24日、八王子市民体育館にて第20回八王子支部空道選手権大会が開催されました。 | ||||
| 以下概況を報告します。 横浜北支部からは、一般空道/格闘ルールの部に本田雄一選手、一般顔面なしルールの部に舟見拓選手、BCクラスに森本俊一選手、少年部に鈴木慧選手、吉澤鴻志選手がそれぞれ参加しました。 参加した選手、審判、お手伝い、応援に駆けつけてくれた方々、本当にお疲れ様でした。 以下、個々の選手の課題をレポートします。 @ 本田選手 ハンドスピードも速く、技術的に確実な進歩を遂げている本田選手ですが、重心が後方に偏った状態でのパンチが多く、当たっているパンチは本田選手の方が多いにもかかわらず準決勝で判定負けしてしまいました。 相手は身体指数がかなり上の日本拳法経験者だったので、しょうがないといえばしょうがないのですが、勇気を持って一歩前に踏み込む打撃を今後は心掛けてもらいたいと思います。 とは言え『どストライク』の軽量級の本田選手ゆえ、今後は八王子のような無差別大会ではなく、軽量級の試合にシフトした方が、かわしながらのアウトサイドからのパンチと速いインサイドからの真っ直ぐなパンチが活きるでしょう。 A 舟見選手 相手が白帯だったので、判定負けしたのは言い訳出来ません。 負けた原因は、相手の動きに付き合ってバタバタ動いたからだと思いますが、基本ルールであんなに距離をおいて単発の打撃に終始していては今後中々厳しいでしょう。 基本ルールによって、多少殴られても倒れない、という自信をしっかりつけてもらいたいと思います。 併せて、せっかく人数の少ないサウスポーを選択していながら、左の突き蹴りを活かせていません。 反時計周りのステップと右手の捌きから左の突き蹴りに継げる技術は、顔面ルールに進んでも非常に重要な技術です。 センスは良いものを持っているし、気持ちも強いのに、仕事が忙しくなかなか稽古に参加出来ない様子。 遅刻でもいいので道場に来て、しっかり習得できるよう励んでくださいね。 B 森本選手 しっかりしたガタイをフルに活かした前に前に出る突貫組手が持ち味の森本選手ですが、今回壁にぶつかったと思います。 端的に言って、顔面を殴り合う怖さを知った、ということでしょう。 顔でもらっても良いから前に出てパンチを振り回す、というスタイルは、自分よりも身体の小さいものには有効ですが、自分より上手い者、自分より大きい者には不向きです。 逆に言えば、勢いで戦うスタイルから脱皮する良いチャンスをもらったと思いましょう。 間合いと立ち位置をしっかり考えれば、今の技術を充分に活かせると思います。 C 鈴木選手 1回戦で負けはしましたが、本当に良い試合でした。 八王子の選手は全日本を狙うレベルの選手ですから、そのクラスを相手にしっかり受け返しが出来るようになったのに、とにかく驚きました。 いいのをもらってべそをかいていた1〜2年前が嘘のようです。 叱咤する先生、激励するご両親のお陰というのももちろんですが、ここまでの変化は本人の意識改革なしにはあり得ません。 この調子でより高い場所を目指し続けてもらいたいなと思います。 今後は、組んでからの投げ、つかんでからの投げも視野に入れた受け返しの反応を身に付けていきましょう。 D 吉澤選手 ディフェンディングチャンピオンがまさかの1回戦負けで、実に残念でした。 つかんでからの攻防で相手が一枚上手だったことが敗因ですが、身体能力が高く、セコンドの声を瞬時に理解し体現する稀有な才能の持ち主ですから、次回は頑張ってくれるでしょう。 負けたあとの悔しさ、涙は、必ず自分の血肉となります。 相手にやられたことをしっかり研究し、対応する努力をすれば、再び頂上に立つことは吉澤選手にとっては容易いはずです。 驕らず油断せず、次回は十全の力を発揮できるような試合を期待しています。 出場した選手も出られなかった選手も、次回の大会までしっかりと精進して、また来年も頑張っていきましょう!
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